研究課題
研究1:直腸病変のないボランティアでの評価【対象】直腸肛門機能に問題がないボランティア【方法】縦型オープンMRIを用いて、静止時・怒責時・最大収縮時の骨盤底筋群の動きの撮影を行う。正常状態での生理的な骨盤底筋群の状態を観察する。【研究成果】2名の直腸病変のない患者で測定研究2:便失禁および直腸脱患者での評価【対象】便失禁もしくは直腸脱を有する患者【方法】縦型オープンMRIを用いて、静止時・怒責時・最大収縮時の骨盤底筋群の動きを撮像する。【研究成果】直腸脱の患者での術前・術後MRIの評価を5例に施行した。研究3:直腸癌手術での評価【対象】直腸病変のある患者【方法】術前と術後1年後に縦型オープンMRIを用いて、静止時・怒責時・最大収縮時の骨盤底筋群の動きの撮影を行う。【研究成果】直腸癌術前の5名に患者にて評価を行った。術前の骨盤底筋の動きに関しては、健常者と差異を認めなかった。術後の状態についても評価を行った。研究4:潰瘍性大腸炎手術での評価【対象】潰瘍性大腸炎のある患者【方法】術前と術後ストマ閉鎖1年後に縦型オープンMRIを用いて、静止時・怒責時・最大収縮時の骨盤底筋群の動きの撮影を行う。【研究成果】潰瘍性大腸炎術前の患者は全身状態が悪いことが多く、術前の撮影が不可能であった。術後患者の撮影は、4名にて終了。