研究課題
基盤研究(C)
直腸脱患者ではAnal descent(AD)が健常人より長かった。手術後ADは有意に短縮した。AD、選択術式と術後転帰の比較では、安静時ADが9cmを超える症例では経肛門的手術を選択した際に再発を認めた。直腸癌患者で術前と比較して術後に収縮時Ano-rectal angle(ARA)が開大し、怒責時ARAが縮小した。ARAと便失禁の状態とは明らかな関連はなかった。潰瘍性大腸炎で大腸全摘術を受けた患者では術後に収縮時ARAが開大し、怒責時ARAが縮小することは直腸癌の患者と同様であった。夜間の便漏れがある患者が、直腸癌より多く認められたが、ARAについて特徴的な所見はなかった。
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滋賀医科大学雑誌
巻: 26巻 ページ: 17-22
日本女性骨盤底医学会誌
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Surgery Today
巻: (in press)
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