研究課題
基盤研究(C)
本研究では、食道癌に対する放射線・化学療法の治療効果を予測する画像パラメーターについて研究した。予備研究として食道造影での治療効果判定に関する研究をおこなった。この結果、治療前後での狭窄率の変化が治療効果と相関していることが判明した。主研究はMRI拡散強調画像を用い、治療効果判定について検討した。登録症例31例のうち、20例で治療効果判定が可能であった。根治的放射線化学療法を行った10例では、治療前および治療後のMRI所見と治療効果との関連は認められなかった。術前放射線化学療法を行った10例では、治療後のADC値と治療前後での変化率が、治療効果と有意に関連していた。
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Radiol Res Pract
巻: 2013 (502690) (Epub)
10.1155/2013/502690