研究課題
基盤研究(C)
独自に開発した高解像度3次元 血管壁MRIを用い、頭蓋内動脈壁病変の検出法の確立を試みた。中大脳動脈領域の急性期非心原性脳梗塞では、ほぼ全例で中大脳動脈にプラークと考えられる壁肥厚を認めた。プラーク信号は責任血管やアテローム血栓性梗塞において高値を呈し、脆弱プラークを示唆していると考えられた。急性期脳動脈解離では、従来の撮像法に比し解離の存在診断・質的診断を正確かつ短時間に行うことが可能であった。本手法は頭蓋内動脈壁病変の無侵襲診断法として有効であり、病型鑑別や予後予測に寄与すると考えられた。
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J Stroke Cerebrovasc Dis
巻: (in press)
巻: 23 ページ: 706-711