研究課題
①放射線治療と腫瘍免疫併用における基礎的検討放射線照射と免疫賦活剤併用により、免疫抑制性の環境を克服して抗腫瘍効果を誘導するために、担癌マウスモデルを用いた基礎的検討を行った。エフェクター候補としてCD4+、CD8+、NK/NKT細胞が同定された。②再現性の高いabscopal effect誘導を利用した各種照射プロトコールの確立雌性7週齢C57BL/6系あるいはMHC classの異なるBALB/c系マウスの右側部皮下にLewis lung carcinoma (3LL) あるいはColon26細胞を(primary tumor)、左側腹部皮下に3LLあるいはColon26/MethAを(secondary tumor)移植後、右側腹部の腫瘍のみに6Gy(6MeV電子線)照射しケモカインECI301を静脈内投与すると種々の組合せで有意なabscopal effectが観察された。共同研究者の新部は、特に肺癌・乳癌においてabscopal effectを背景に説明が成り立つoligometastasis/oligo-recurrenceの実臨床症例を集積した。
すべて 2014 2013
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (5件)
Dis Esophagus
巻: 27 ページ: 72-8
10.1111/dote.12068
Radiattion Oncology
巻: 9 ページ: in press
10.1186/1748-717X-9-75
Oncology Letters
巻: 5 ページ: 903-910
10.1155/2012/454107
Radiol Phys Technol
巻: 6 ページ: 335-42
10.1007/s12194-013-0205-6