研究課題
基盤研究(C)
肝胆膵術後感染症・臓器不全合併症例(感染群)では、周術期のPBMCsにおけるP2X7 (ATP受容体)発現が減弱し、術後TLR-2, TLR-4発現が増強していた。術前P2X7発現は術後感染の重症度と負の相関を示した。免疫担当細胞の各分画の中でCD14+ monocytesが同様の傾向を示した。また、感染群では、PBMCのT-bet (Th1)及びGATA3 (Th2)発現比率(T-bet/GATA3)が対照群に比べ減弱していた。CD14+ monocytesの周術期におけるパターン認識受容体シグナルが宿主免疫能(細菌感染感受性および病原体排除能)に深く関与していることが示唆された。
すべて 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (8件) 備考 (1件)
日本外科感染症学会雑誌
巻: 9巻 ページ: 97-103
J Hepatobiliary Pancreat Sci
巻: Vol. 19 ページ: 397-404
10.1007/s00534-011-0435-0
http://www.ho.chiba-u.ac.jp/5/