研究課題
基盤研究(C)
(目的)免疫寛容の誘導におけるIL-10とマイクロキメリズムの効果について検討した。(方法)放射線照射したBalb/cマウスをレシピエントとして、B6をドナーに異所性心移植を行い、IL-10遺伝子導入したB6幹細胞を3週毎に投与した。(結果)幹細胞3週毎投与群(86.3 days)は、単回投与群(46.3)、コントロール群(11.5)に比べて有意に生着期間が延長した。またレシピエント胸腺、肝臓、肺にマイクロキメリズムが認められた。(結語)IL-10はマイクロキメリズムの成立及び移植臓器の生着期間延長に大きく関与しており、IL-10が免疫寛容導入への一端を担うことが示唆された。
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T ran sp lan tation 27
巻: 93(8) ページ: 761-8