研究課題
基盤研究(C)
研究1.乳癌術前化学療法症例の腋窩リンパ節転移検索におけるOSNA法の有用性を調べた。平成23年9月から25年9月までの92例において摘出リンパ節を病理検索とOSNA法により検索したところ、OSNA法の転移検出感度は84.4%、特異度は93.5%、陰性的中率は95.8%であった。術前化学療法症例にセンチネルリンパ節生検を施行し、OSNA法で陰性であれば腋窩郭清を省略できる可能性がある。研究2.センチネルリンパ節生検症例833例をもとに、OSNA法を用いた非センチネルリンパ節転移予測モデルを作成した。ROC曲線による正確度は0.704で、術中に非センチネルリンパ節転移が予測できることが示された。
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The Breast