研究課題
基盤研究(C)
本研究では乳癌の治療抵抗性や遠隔転移に関わるMSCを特定しその役割を解明した上で乳癌の新たな治療戦略を創造する。乳癌におけるDesmoplasiaからのMSC分離作業の習得に当たり、研究室に豊富に存在する膵癌のサンプルを用い、MSCのマーカーとされている多数の表面マーカーの発現解析を行った。CD10は10%前後の発現であり、MSCを同定するための重要な抗原の候補であり、CD105は95-100%の発現だが、陰性細胞陽性細胞で分取行うと、数日後発現状況が均一化した。CD271陽性の間質細胞は膵癌に対して癌細胞との共培養下で一旦上昇後に低下しており、免疫染色で発現が多い症例ほど予後良好であった。
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