研究課題/領域番号 |
23591909
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
五十嵐 健人 日本医科大学, 医学部, 講師 (80381391)
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キーワード | バセドウ病 / オーダーメイド医療 |
研究概要 |
バセドウ病に注目し、その疾患治療に使用される薬剤の代謝に深く関わる薬剤代謝酵素:フラビン含有モノオキシゲナーゼ(FMO)の遺伝子多型(SNP)を検討しそれぞれの患者の臨床データとその遺伝情報を相互に検討しオーダーメイド医療実現化の基礎を構築することが本研究の目的である。 そのために国内外での甲状腺関連学会に出席しバセドウ病医療の現状を把握し専門家と本研究に対する意見の交換を行った。 当科における臨床データの集積を進めるとともに他施設との検体収集につき検討をおこなった。 遺伝情報の解析にあたるため患者検体の集取前に遺伝子倫理委員会に申請を行い審査の結果承認された。検体集取を開始し分析が始まった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
日本医科大学遺伝子研究倫理審査委員会での厳格な審査に対する準備に時間を要していまったことが遅れの原因である。
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今後の研究の推進方策 |
理化学研究所横浜研究所ゲノム医科研究センターに研究の協力を依頼しており、研究計画に関して承認を受けており、分析が推進するものと思われる。
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次年度の研究費の使用計画 |
前年度同様に臨床検体の収集を継続する。 遺伝子分析と臨床データの分析を行い、研究成果をまとめ、発表する。
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