研究課題
基盤研究(C)
胃癌細胞株MKN45、MKN74を用いてFACSにてがん幹細胞と報告されているCD44+細胞とCD44-細胞の分画に分け、細胞内サイトカインの発現を調べた。がん幹細胞ではTGF-βの発現が亢進し、IL-10、VEGFの発現も高く、がん幹細胞は高度な免疫回避機構を有すると考えられた。しかし、CD44+細胞で誘導した健常人由来の細胞傷害性T細胞(CTL)はCD44-細胞で誘導したCTLと同様のCTL感受性を示した。したがって、がん幹細胞はそれ自体が免疫治療に抵抗性なのではなく、局所の免疫回避機構によって守られている可能性が示唆された。
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