• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2013 年度 実施状況報告書

消化器癌の血清による分子生物学的診断

研究課題

研究課題/領域番号 23591971
研究機関昭和大学

研究代表者

白畑 敦  昭和大学, 医学部, 兼任講師 (60384541)

研究分担者 日比 健志  昭和大学, 医学部, 教授 (10345902)
キーワードMACC 1 / Vimentin / メチル化
研究概要

当該年度の目標は今までの実験データの解析・論文化であった。
Vimentin遺伝子の研究においては最終的には242人の大腸癌患者の血清メチル化 vimentin (VIM) を quantitative methylation-specific polymerase chain reaction (qMSP)を行った。CEAとCA19-9とメチル化VIMのCombination での癌の診断感度はstage 0 (57.1%), stage I (36.1%), stage II (45.2%),stage III (55.4%),stageIV(85.7%)であった。癌の血清診断にメチル化VIMは有用であると考えられた。現在論文投稿中である。また、術後患者の血清中のメチル化VIMのqMSPも終わり現在解析中である。
MACC1遺伝子の論文が採択された。最新胃癌学―基礎と臨床の最新研究動向―V胃癌の予後因子 MACC1遺伝子.日本臨床72巻 増刊号1, 2014

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

Vimentin遺伝子の研究においては最終的には242人の大腸癌患者の血清メチル化 vimentin (VIM) を quantitative methylation-specific polymerase chain reaction (qMSP)を行った。現在論文投稿中であるが、cut off値の設定に関して議論がありROC曲線からの設定は健常者の数が少なく偏りがあるため不適とされ再度解析する必要があったため論文化に時間がかかっている。

今後の研究の推進方策

Vimentin遺伝子の大腸癌血清診断に関する研究においては現在論文投稿中である。また、術後患者の血清中のメチル化VIMのqMSPも終わり現在解析中であり今後に論文化をしていく。

次年度の研究費の使用計画

論文作成の遅延が次年度へ使用額が生じた理由である。
論文化に要する諸経費。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] ⑦ 最新胃癌学―基礎と臨床の最新研究動向―V胃癌の予後因子 MACC1遺伝子.2014

    • 著者名/発表者名
      白畑敦 日比健志 松本匡史 石田康男
    • 雑誌名

      日本臨床

      巻: 72(増刊号) ページ: 198-202

URL: 

公開日: 2015-05-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi