研究課題
基盤研究(C)
腫瘍溶解ウイルス感染細胞を癌抗原とするワクチン研究を行った。ウイルス感染10時間ではウイルス感染細胞(CT26:1万個)は全て腫瘍を形成したが、24時間では腫瘍を形成しなかった。CT26再接種で50%のマウスが腫瘍を拒絶、ウイルス未感染のCT26でも25%で腫瘍を拒絶した。次に細胞数10万個、ワクチン回数2回、CCL21併用で検討した。ウイルス未感染細胞では100%腫瘍が出来たが、MOI1000ウイルス感染細胞では23%に腫瘍を形成する一方、31%で腫瘍が拒絶された。これはCCL21での17%より高かった。これらの結果からMOI1000ウイルス感染細胞は癌抗原を発現していることが示唆された。
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Cancer gene therapy
巻: 21(3) ページ: 126-32
Cancer science
巻: 104(11) ページ: 1433-9