研究課題
基盤研究(C)
原発性肝癌の約5%を占める肝内胆管癌には手術が根治を期待できる唯一の治療であるが、切除後の予後は極めて不良である。いくつかの予後不良因子が報告されているが、特にリンパ節転移の有無は治療成績に大きな影響を与える。このことから、術前にリンパ節転移が明らかな症例に対する手術適応や、手術時のリンパ節郭清の意義など、未だに一定の見解が得られていない。よって肝内胆管癌におけるリンパ節転移の機序解明は治療戦略の立案には極めて重要と考えられる。今回、肝内胆管癌症例の切除標本を用いて、肝内リンパ管侵襲がリンパ節転移におよぼす影響を解析した。また、肝内胆管癌の根治切除にはリンパ節郭清が必須である可能性を示した。
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