研究概要 |
マウス皮下に作成した腫瘍増殖(体積:mm3)は非治療群に対し凍結治療により2週間目で717.5に対し551.0、4週目で3147.1に対し2543.1と増殖を抑制することを確認しました。 凍結治療による免疫学的機序の系時列的変化を観察する目的で,治療後0,6,12,24時間後の各マウス皮下腫瘍を採取し,腫瘍免疫に関わりの深いIL-2とTNF-αの発現をWestern Blottingにて確認しました。その結果,IL-2は1回目及び2回目治療後,TNF-αは初回治療時のみの,いずれも12時間後に発現することを確認しました。なお同反応は3回目以降の治療では認められませんでした。
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