研究課題/領域番号 |
23591993
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
水口 徹 札幌医科大学, 医学部, 准教授 (30347174)
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研究分担者 |
平田 公一 札幌医科大学, 医学部, 教授 (50136959)
三高 俊広 札幌医科大学, 医学部, 教授 (50231618)
中村 幸雄 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (50516648)
川本 雅樹 札幌医科大学, 医学部, 助教 (70404605)
目黒 誠 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (50448601)
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キーワード | 肝細胞移植 / 再生置換 / 肝機能 / 肝幹細胞 / 肝切除術 |
研究概要 |
肝再生置換をヒト肝細胞で応用するために、ヒト肝幹細胞採取を安全に行うための臨床研究と肝再生置換に関する細胞生理学的な基礎研究を行った。臨床研究では背景肝によって術後合併症の予測因子が異なることと予後因子も異なることを報告した(World J Surg. 2013; 37:1379-87)。術中の肝切除モニタリング法として全身循環管理指標と血中乳酸値の有用性を報告した(Surgery. 2013; 154: 351-62, J Hepatobiliary Pancreat Sci. 2014; in press)。手術の技術的方法論として、ハイブリット手術に関して短期の臨床成績を発表し(J Liver 2013;2:5)、右葉切除時の安全な手技に関して新たな外科機器を考案した(J Am Col Surg. 2014; in press)。術前の肝機能評価法をレヴューとして報告する(Surg Today. 2014; 44: 1-10)とともに新たな肝切除基準を考案した。さらに加齢に伴う肝切除術の危険性に関してはメタ解析によって高齢者において手術の危険性が高くなることを報告した(Surg Today. 2014; in press)。基礎研究では肝再生置換モデルを使用し、小型肝細胞と成熟肝細胞を使用して再生置換効率の比較を行った(Hepatology. 2013; 57:1192-202)。また、NASH肝硬変モデルに対する肝細胞移植では、肝切除の生存率を向上させ、肝再生置換が起きていることを発見し報告した(Cell Transplant. 2013; in press)。また、ドナー細胞として多能性幹細胞の性格を示したのは新生児期の胆管上皮細胞であり、成熟胆管細胞は多能性が消失していたことを報告した(J Cell Sci. 2013; in press)
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