研究課題
基盤研究(C)
メチオニン・コリン欠損(MCD)食誘発性のハムスターNASHモデルを作製、キマーゼ阻害薬の効果を検討。12週MCD食で、血漿ASTとALT上昇、肝内脂肪滴や線維化、酸化ストレス・線維化マーカー、トリグリセリド関連因子の上昇を認めNASHを確認。更に12週MCD食を続け、偽薬・キマーゼ阻害薬を投与、後者の効果を検討。24週モデルの偽薬群は12週のMCD群と比し、ASTやALTは増加、脂肪滴や線維化の面積が増加し、より進行したNASHとなった。阻害薬群は、脂肪滴や線維化、AST等を有意に減少させ、阻害薬投与前の12週のMCD群と比しても正常まで改善し、NASHの治療薬として臨床応用が期待される。
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Hepatol Res.
10.1111