研究課題
本研究は、ゲノム包括解析により発見された肝癌において発現している新規癌抗原であるWDRPUH,FOXM1,MELK,HJURP由来HLA-A2402拘束性エピトープペプチドとアジュバントを混合した癌ワクチン療法である。人を対象とした臨床試験でもある。第I/II相試験であるため、既存の治療が不応となった患者が対象である。現在5人に投与し、一人に腫瘍の縮小効果をみとめ、一人にSDと癌の進展が制御され、合計2人に効果を認めた。