研究課題
基盤研究(C)
非アルコール性脂肪性肝炎[Non-Alcoholic Steatohepatitis (NASH)]における外科的切除施行症例を用いて肝修復能および再生能を検討した。脂肪含有の高い症例は術後肝障害が生じやすいが再生率は脂肪の少ない症例と同等であった。またNASHを背景に有する症例は血中のアポトーシス関連因子である細胞骨格フラグメントが他疾患より高く、背景肝の細胞死が生じやすい環境にあることが推定された。したがってNASH症例に対する肝切除は細胞死活性の高い背景であることを考慮し切除範囲の縮小や侵襲の低減を講じる必要がある。
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