研究課題
基盤研究(C)
HSP105由来ペプチドパルス樹状細胞(DC)ワクチン治療の第一相臨床試験を行った。対象は進行・再発がん患者で、HSP105の発現が確認され、HHLA-A2またはHLA-A24を有する患者である。DCは5X106細胞/回(ステップ1)、1X107細胞/回(ステップ2)、2X107細胞/回(ステップ3)を計4回投与する用量漸増試験とした。ステップ1ではHSP105特異的CD8陽性T細胞の検出は全例不可能であった。ステップ2では全例投与部位のDTH反応を認め、SD1例、PD2例であった。ステップ3に膵癌4例を登録予定であったが、実際の投与例は1例に留まった。膵癌症例の効果判定はPDであった。
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癌の臨床
巻: 59 ページ: 83-87
日本臨床
巻: 70 ページ: 2130-2135