研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は交感神経および、Ganglion Plexusを持続刺激することで、安全な心停止を得ることである。電極間距離3㎜のペン型双極刺激デバイス(25-30Hz,矩形波双極パルス,出力8V,パルス幅0.4ms)を使用し、Ganglion Plexusを左右同時刺激することで安定した心停止を得た。刺激開始後、速やかに心停止し(30分)、刺激中止後約10分で刺激前の脈、血圧に復した。心停止中、心筋酸素飽和度、心筋血流は低下することなく、本研究から交感神経刺激心停止法は、心筋酸素代謝を低下させることなく、結果心機能障害も低減できる有用な方法であると考えられた。
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日本冠疾患学会雑誌
10.7793/jcoron.20.13-00019onWeb
巻: Vol. 18, No. 2 ページ: 137-140