研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は解離性大動脈瘤および真性大動脈瘤を高い確率で惹起するメンデル遺伝性疾患の責任遺伝子群の異常を解析し、遺伝子型と臨床症状(癌化、解離や癌破裂)の相聞を明らかにすることを目的としている。この相聞を利用し、一般的なリスク評価によっている治療方針の決定を、個々の症例の遺伝子型が示すリスクに合わせたオーダーメイド治療へと転換し、ステントグラフト内挿術などの低侵襲な早期手術の適応を確立し死亡率が高く医療費が高額になる緊急手術の回避を目指す。また予防的見地からすでに実験的に有効性が確認されているアンギオテンシン受容体阻害剤などの臨床的効果についても検討し、医療費削減に貢献することを目的とする。
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