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2011 年度 実施状況報告書

GFPラット移植肺モデルにおけるStem cellの新たな役割

研究課題

研究課題/領域番号 23592067
研究機関長崎大学

研究代表者

山崎 直哉  長崎大学, 大学病院, 講師 (70404217)

研究分担者 永安 武  長崎大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (80284686)
土谷 智史  長崎大学, 医歯(薬)学総合研究科, 講師 (30437884)
宮崎 拓郎  長崎大学, 大学病院, 助教 (00584749)
松本 桂太郎  長崎大学, 大学病院, 助教 (80404268)
研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2014-03-31
キーワード肺移植 / GFP rat / 免疫寛容 / 拒絶
研究概要

以下の研究計画に従って、実験を開始した。 1) 正常のWistar ratをドナーとし、GFP ratをレシピエントとして片肺移植を行い、免疫抑制剤投与下に生着させて、レシピエントのstem cellの移植肺への移行頻度を経時的に測定する。また、放射線照射を移植前の肺に加え、組織内リンパ球を除去した移植肺へのstem cellの移行をみる。2) 正常のWistar ratをドナーとし、GFP ratをレシピエントとして片肺移植を行い、慢性拒絶状態として、レシピエントのstem cellの移植肺への移行頻度を測定する 最初に、正常のWistar ratをドナーとし、GFP ratをレシピエントとして、当科にて行われているカフ法によって、左片肺移植を行った。しかしラット肺移植については術者の習熟が遅延し、ラットが多数死亡した。また、動物実験施設の建て替えによって、一時的に実験できない状態となり、遅々として進んでいない。 1)については、免疫抑制剤投与下(cyclisporin A 20mg/kg per day+deoxysoergualin 5mg/kg/0-3day)に、移植後1日、3日、1週、1ヶ月、2ヶ月後の5ポイントで3匹ずつの合計15匹屠殺する予定であり、現在例数をそろえている段階である。2)については、実験計画としてこちらを先行させたが、手技のためか、予想に反してラットが多数死亡した。手技がおおよそ確立したので、1)と並行して再度行う予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

実験者の手技習熟の遅延。及び、実験施設の建て替えによる、一時的な実験の中断。

今後の研究の推進方策

今春より、動物実験施設が正常に使える状態となり、実験計画に従って、1.生着状態、拒絶状態での、stem cellの移植肺への移行。2.リンパ球を除去した状態でのstem cellの移植肺への移行。の研究を今年度中には終了させる。

次年度の研究費の使用計画

GFP ratの購入、免疫抑制剤の購入等

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公開日: 2013-07-10  

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