研究課題
基盤研究(C)
COPDから肺癌が発症する機序は、慢性炎症により気管支上皮・肺胞破壊が生じる。その傷害を修復するために気管支肺胞幹細胞が活性化されNF-κBやSTAT3の活性化などが関与し、癌化が生じる。肺癌手術症例において術前のCOPDの重症度に基づく肺癌の特徴と予後との関連を調べ、術前COPDが重症なほど術後の長期予後が低下することが判明した。COPD合併肺癌は扁平上皮癌の比率が高く、非COPD合併例と比較して予後不良であった。COPDおよび肺癌発見のために、千葉市肺がん検診を利用したCOPDスクリーニングを施行した。受診者の約4%がCOPD疑いとなり、そのうちの約25%がCOPDの診断となった。
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