• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2013 年度 研究成果報告書

脳虚血耐性現象におけるエピジェネティクスを介した神経保護機序の解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 23592088
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 脳神経外科学
研究機関山梨大学

研究代表者

吉岡 秀幸  山梨大学, 医学部附属病院, 助教 (20402076)

研究分担者 木内 博之  山梨大学, 医学工学総合研究部, 教授 (30241623)
研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワード脳虚血耐性 / 虚血性神経細胞傷害 / エピジェネティクス
研究概要

エピジェネティクスとは、クロマチンの化学的、構造的な修飾による遺伝子発現制御である。一方、非致死的な短時間の虚血負荷により誘導される虚血耐性現象には、多くの遺伝子発現変化が関与するとされるが、そのメカニズムは解明されていない。本研究では、虚血耐性獲得における遺伝子発現変化に対し、エピジェネティクスが果たす役割をラット虚血モデルで検討した。その結果、耐性獲得脳ではヒストン蛋白質のメチル化に変化を認め、apoptosis関連遺伝子や炎症反応関連遺伝子などの誘導が著明に抑制された。今後更なる検討を要するものの、虚血耐性獲得にエピジェネティクスが関与している可能性が示唆された。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2014 2012

すべて 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 脳虚血における神経細胞障害および保護機構の解明にむけて2012

    • 著者名/発表者名
      木内博之、吉岡秀幸、八木貴、堀越徹
    • 学会等名
      山梨大学国立精神・神経医療研究センター合同シンポジウム
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      2012-12-04
  • [図書] 脳虚血のニューロサイエンス.清水宏明編:脳神経外科診療プラクティス.脳血管障害の急性期マネージメント2014

    • 著者名/発表者名
      吉岡秀幸、木内博之
    • 総ページ数
      10-14
    • 出版者
      文光堂

URL: 

公開日: 2015-07-16  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi