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2012 年度 実施状況報告書

悪性グリオーマにおけるARF-BP1抑制効果の基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 23592116
研究機関新潟大学

研究代表者

鷲山 和雄  新潟大学, 脳研究所, 准教授 (00183715)

研究分担者 薄井 宏  新潟大学, 脳研究所, 非常勤講師 (20192510)
キーワード脳腫瘍 / グリオーマ / 培養細胞 / ARF-BP1
研究概要

研究計画を一部変更し、脳腫瘍の各腫瘍型ごとに、ARF-BP1の発現状況を、免疫組織化学法、ウエスタンブロット法、RT-PCR法を用いて、検索した。その結果、グリオーマにおいて、その発現が多様であることが示された。分化度や悪性度とも、ある程度の相関があることが示された。主要中心部の細胞増殖が強く組織壊死を伴っている部分と腫瘍辺縁の浸潤部分では、発現に差異が認められた。しかし、いずれの腫瘍型においても、ARF-BP1遺伝子コピー数の増加は認められなかった。他方、少数ではあるが、グリオーマ以外の脳腫瘍においても、ARF-BP1遺伝子が高発現している腫瘍型が存在することが示された。その発現が腫瘍の分化度や悪性度とも深く相関していることが推測できた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

一部計画変更したが、概ね、順調に伸展している。

今後の研究の推進方策

研究計画に沿って、ARF-BP1のノックダウンによるグリオーマ細胞への影響を、放射線治療効果とあわせて、解析する予定である。

次年度の研究費の使用計画

研究計画に沿って使用してゆきたい

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公開日: 2014-07-24  

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