研究課題/領域番号 |
23592119
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
徳山 勤 浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師 (90313957)
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研究分担者 |
難波 宏樹 浜松医科大学, 医学部, 教授 (60198405)
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キーワード | 人工多能性幹細胞 / 悪性グリオーマ / 移動能 |
研究概要 |
マウス脳内におけるiPS細胞の移動能の実験 ① マウス(C57BL/6)の脳に、マウスglioma cell line GL 261を移植。さらに、nude mouseの脳にヒトglioma cell line U87を移植しマウス脳腫瘍モデル作成した ② SPIO(Resovist)をiPSにtransfectし、iPS-SPIO作成し、vitroでの移動能を確認した ③ マウス脳腫瘍モデルでの脳内における移動能実験。腫瘍移植とは、反対の脳にiPS-SPIOをinjectし、MRIでiPS細胞の移動を確認しようとしたが、MRIで、マウス脳内のiPSーSPIO細胞を描出できず。条件を変え、実験を繰り返すも、MRIで経時的に細胞の移動を確認することは困難であった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
脳腫瘍モデルの脳内でのiPS細胞を、MRIで経時的に追跡しようと考えたが、 MRIで予想通りには描出できず。
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今後の研究の推進方策 |
MRIで経時的に移動能を確認するのは、困難であり、今後、脳の標本を染色して 組織学的に移動を確認する方法を検討している
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次年度の研究費の使用計画 |
培養液等の試薬、実験器具、実験動物、解析用のコンピューター、学会旅費等にしようする 予定である
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