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2014 年度 研究成果報告書

PICT1によるグリオーマ進展制御と治療戦略

研究課題

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研究課題/領域番号 23592132
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 脳神経外科学
研究機関鹿児島大学 (2012-2014)
九州大学 (2011)

研究代表者

河原 康一  鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 講師 (00400482)

研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
キーワード核小体ストレス応答 / p53 / がん / 細胞増殖 / 抗癌剤 / レポーターシステム / 薬剤スクリーニング
研究成果の概要

核小体ストレス応答は癌抑制因子p53を制御する新たな機構として注目されている。我々は核小体ストレス応答を制御する新規分子としてPICT1を見出した。本研究では、PICT1の腫瘍での役割を解析した。PICT1の発現低下は、核小体ストレス応答を起こしp53を増加させ、腫瘍の進展を抑制すること、がん患者の予後良好さと関連することを見出した。このように核小体ストレス応答は腫瘍化抑制に重要であり、この応答を誘導する薬剤は新規抗癌剤になると考えられた。次に核小体ストレス応答を検出するレポーターシステムを作製し、薬剤スクリーニングに適応可能であることを示した。今後、新たな抗癌治療薬の開発を進めたい。

自由記述の分野

分子腫瘍学

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公開日: 2016-06-03  

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