研究課題
予後不良疾患である膠芽腫は周囲組織への浸潤する時MMPが関与しており,分泌性タンパク質であるWntは,受容体Fzd, Ror2, Rykと結合する.先行論文で膠芽腫ではWnt-5aが高発現し, MMP-2を上昇させることを報告した.今回はMMP-2による細胞浸潤は受容体Rykを介していることを発見した.また悪性度とFzd2,Rykの発現が相関することが分かった(J Biochem 2014,doi: 10.1093/jb/mvu015).膠芽腫ではFzd2とFzd6の高発現が予後不良因子であることも報告した(Brain Tumor Pathol 2013,10.1007/s10014-013-0153-1).
すべて 2014 2013
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件)
Neurosurgical Review
巻: 37 ページ: 269-277
10.1007/s10143-013-0509-3
Brain Tumor Pathology
巻: 31 ページ: 85-93
10.1007/s10014-013-0153-1