研究課題/領域番号 |
23592169
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
関口 美穂 福島県立医科大学, 医学部, 准教授 (00381400)
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研究分担者 |
菊地 臣一 福島県立医科大学, 医学部, その他 (80045773)
紺野 愼一 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (70254018)
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キーワード | 脳・神経 / ストレス / 疼痛 |
研究概要 |
ラット髄核留置モデルにおける疼痛関連行動に対して、非侵害刺激が与える影響を検討中である。非侵害刺激を加えた髄核留置群とシャム群では、疼痛閾値が術後42日間低下した。血清コルチコステロンとNK細胞活性は、4群間で有意な差は認められなかった。非侵害刺激群では、後神経節内でのサイトカインの発現は、刺激なし群と比較して差はなかった。これに対して、全身ストレス負荷群では、血清コルチコステロンに差が認められることから、各計測時点での、後神経節を採取し、ウエスタンブロット法による炎症性サイトカインの発現変化について解析中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
問題点をクリアし、サイトカインの発現を確認できていることから、おおむね順調に進展している。
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今後の研究の推進方策 |
ウエスタンブロット法での問題解決のために、採取組織の追加が必要な場合には、組織学的検討と同時進行にて実施できるように調整する。
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