研究課題
基盤研究(C)
サル腱板組織に4mmと8mmの断裂モデルを作成し、断裂サイズによる修復過程の違いについて組織学的に検討した。ともに断裂後早期では炎症性肉芽組織の活発な増殖を腱板断裂部に認めた。その後、4mmモデルで断裂部を架橋する線維が多数認められたが、8mmモデルでは断裂部は開大した。最終的に4mmモデルでは断裂部は修復されていたが、8mmモデルでは再断裂した。8mmモデルに骨髄との交通を確立することで骨髄由来MSCが腱板修復に参加できるようにすると、効率的に腱板が修復されていた。さらに、脂肪・骨・軟骨の各細胞の分化することが確認された骨髄由来MSCを8mmモデルに注入したところ腱板の修復が促進されていた。
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