研究課題/領域番号 |
23592215
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
西田 圭一郎 岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 准教授 (80284058)
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研究分担者 |
大橋 俊孝 岡山大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 准教授 (50194262)
川畑 智子 岡山大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 助教 (90600669)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | 関節リウマチ / ヒストン脱アセチル化酵素 / 遺伝子導入 / エレクトロポレーション / 抗コラーゲン抗体誘導関節炎 / Lipofection法 / エピジェネティクス |
研究概要 |
HDAC1に標的を絞り、siRNAの膝関節投与およびエレクトロポレーションを用いた遺伝子導入による局所治療を試みた。体重や関節炎の臨床評価には差は認めず、全身の関節炎に関する治療効果は認めなかったが、膝関節内のHdac1の発現は抑制され、滑膜増殖も抑制されていた。マウス滑膜組織から単離した滑膜線維芽細胞の炎症性サイトカイン産生能には治療群とコントロール群で差を認めなかった。HDAC1 siRNAの導入による関節破壊抑制効果はサイトカイン制御ではなく、滑膜増殖抑制に起因することが示唆された。HDAC1を標的としたin vivo遺伝子導入により局所関節において滑膜炎の制御が可能であることを示した。
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