研究課題/領域番号 |
23592246
|
研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
石山 忠彦 山梨大学, 医学部附属病院, 准教授 (90293448)
|
研究分担者 |
渋谷 和広 山梨大学, 医学工学総合研究部, 助教 (30402027)
寺田 仁秀 山梨大学, 医学工学総合研究部, 助教 (80334861)
正宗 大士 山梨大学, 医学部附属病院, 助教 (40324199)
岩下 博宣 山梨大学, 医学部附属病院, 助教 (10232670)
|
キーワード | エストロゲン / プロゲステロン / 脳循環 |
研究概要 |
ニホンシロウサギにペントバルビタールで全身麻酔を施行し、頭部にクラニアルウインドウを作成して、脳血管を直接観察できるようにした。エストロゲンとプロゲステロンを人工髄液に溶解させ体温程度に温めた。温めたエストロゲンまたはプロゲステロンをクラニアルウインドウに灌流させて脳血管径の変化を、薬剤投与前と投与後で比較した。エストロゲン、プロゲステロンは脳血管径に影響を与えなかった。エストロゲン、プロゲステロンは脳血管に対する直接作用はないものと考えられた。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
本来なら、脳虚血・再灌流時のエストロゲン、プロゲステロンの脳血管への作用を観察し、研究を終える予定であったが、なかなかエストロゲンとプロゲステロンが手に入らなかったため、現在虚血実験を施行している最中である。
|
今後の研究の推進方策 |
エストロゲン、プロゲステロンの、脳虚血・再灌流にさらされた脳血管への作用と脳組織の状態を研究する予定である。
|
次年度の研究費の使用計画 |
研究計画に遅れが出て、虚血・再灌流にさらされた脳血管に対する、エストロゲンとプロゲステロンの作用を検討しなければならなかったため次年度使用額が生じた。 実験動物であるウサギの購入、成果発表にための旅費等に使用予定である。
|