研究課題
基盤研究(C)
DICに対する治療薬としてアンチトロンビンIII(AT-III) が使用されている。そのトロンビン分解作用はよく知られているが、血小板に直接作用することが報告されたが、その詳細は明らかではい。リストセチン (GPzb/IX/D活性化因子) による血小板活性化に対するAT-IIIの抗炎症作用を検討した。AT-IIIはvWFのGPIb結合を阻害すること、その結果、AT-IIIはTXA2産生の抑制を介し、炎症惹起物質の一つであるsCD40Lの遊離を阻害することを明らかとした。本解析により、AT-IIIによる抗炎症作用の分子機序の一端が明らかとなり、DICにおける新たな予防法・治療法の可能性を示した。
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