研究課題
基盤研究(C)
悪性高熱症(MH)、カテコラミン誘発性多形性心室頻拍症(CPVT)や心不全においては、リアノジン受容体(骨格筋型:RyR1,心筋型:RyR2)内のドメイン連関障害が、RyRからのCa2+漏出の原因と考えられている。MHの治療薬であるダントロレンは、RyR1に結合し、RyR1内のドメイン連関障害を是正し、RyR1からのCa2+漏出を抑制する。イヌ心不全モデルやCPVT型knock-inマウスにおいてもダントンは、RyR2に結合し、RyR2からのCa2+漏出を抑制し、心不全やCPVTを抑制する。このように、ダントロレンはRyR2を分子標的とした新しい心不全・不整脈治療薬となることが期待される。
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http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~ninai/result/paper_eng.html