研究課題/領域番号 |
23592301
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
杉野 繁一 札幌医科大学, 医学部, 助教 (00423765)
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連携研究者 |
山蔭 道明 札幌医科大学, 医学部, 教授 (70285005)
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研究協力者 |
早瀬 知 札幌医科大学, 医学部, 助教 (20579007)
立花 俊佑 札幌医科大学, 医学部, 大学院生
名和 由布子 札幌医科大学, 医学部, 助教 (90586794)
守屋 寛之 北海道薬科大学, 薬学部, 助教 (00337049)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | エピジェネティクス / 悪心嘔吐 / 遺伝子 / 麻酔 |
研究概要 |
ニューロキニン1(NK1)受容体をコードする遺伝子であるTACR1遺伝子の発現調節が術後悪心嘔吐の強度に関与するという仮説を構築した.ヒトとマウスで血液由来、あるいは脳の嘔吐中枢由来のゲノムDNAを用いて、エピジェネティック修飾の1つであるTACR1遺伝子のプロモーター領域のメチル化を調べた。TACR1遺伝子のプロモーター領域のメチル化率が高いほど術後悪心嘔吐が弱いことが明らかになった。この研究結果は手術前のTACR1遺伝子のメチル化率を測定することにより、一般的に個人差の大きい術後の悪心嘔吐の重症度を術前に予測できる可能性がある。
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