研究課題
基盤研究(C)
トロポニンは、T、I、Cの三つのサブユニットから構成され、各々に心筋型、骨格筋遅筋型、骨格筋速筋型(トロポニンCでは、心筋型と骨格筋遅筋型は共通)があり、計8種類のサブユニットが報告されているが、平滑筋には、存在しないと言われていた。ヒト膀胱排尿筋において、すべてのタイプのトロポニンT及び、骨格筋遅筋型のトロポニンIが蛋白レベルでも発現していることを確認した。これらのトロポニンサブユニットは、他の平滑筋臓器と比較して、排尿筋に有意に発現していることがわかった。また平滑筋に特有の収縮蛋白であるカルポニン、カルデスモンの発現も確認し、トロポニンサブユニットとの結合による新たな収縮機構が示唆された。
すべて 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (17件)
Eur J Pharmacol
巻: 720(1-3) ページ: 255-263
PLoS One
巻: 8(10) ページ: e75235
巻: 708(1-3) ページ: 14-20
Sci Rep
巻: 2 ページ: 979
Neurourol Urodyn
巻: 31(4) ページ: 593-599
J Pharmacol Sci
巻: 115(3) ページ: 293-308