研究課題/領域番号 |
23592390
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
菅原 準一 東北大学, 東北メディカル・メガバンク機構, 教授 (60280880)
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研究分担者 |
岡江 寛明 東北大学, 医学系研究科, 助教 (10582695)
樋浦 仁 東北大学, 医学系研究科, 助教 (70451523)
有馬 隆博 東北大学, 医学系研究科, 教授 (80253532)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | 胎盤幹細胞 / エピジェネティクス / 細胞系譜 |
研究概要 |
胎盤組織へと分化する胚体外組織(TE)は、胚盤胞期にCdx2の発現亢進により胚体組織より分化し細胞運命が決定する。本研究では、1)胎盤幹(TS)細胞を用いてCdx2遺伝子プロモーター領域のDNAメチル化とヒストン修飾について解析を行った。その結果、Cdx2遺伝子のプロモーター領域のDNAメチル化は低メチル化状態であること、ヒストン修飾も活性型である事が判明した。2)Cdx2遺伝子のノックダウン効果が認められたTS細胞株を用い、形態変化と細胞周期について解析した結果、増殖能の低下とG1アレストが認められた。この事実よりTS細胞の分化・維持にはCdx2遺伝子が重要な役割をする事が示唆された。
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