研究課題
基盤研究(C)
子宮内膜上皮細胞株の一つであるIshikawa細胞にhCGを添加すると、トロフィニンの発現が増加し、MUC1の発現が減少することがELISA法で確認された。この変化は、hCGとIL-1βを同時に添加することで顕著であった。本系では、ADM, KISS1Rの発現が共通して低下していることがマイクロアレイ法で明らかになった。また、Ishikawa細胞に発現するトロフィニンにはスプライシングバリアントが複数存在することが判明した。生体内ではトロフィニンのバリアントが互いにドミナントネガティブに作用して機能を調整している可能性を示唆する結果であった。
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