研究概要 |
マサチューセッツ大学にて行っていた研究を滋賀医科大学にて再現することができた。まず、成人マウス卵巣の培養を方法を再現した。37度、5%CO2下に3日間培養を行ったが、過去の報告と同様にin vitro下では休眠していた原始卵胞の活性化が早まり原始卵胞の割合が減っていることがわかった。予定通り日齢4日マウス卵巣を用い培養を開始している。現在、その評価の段階である。Ki67,cleaved PARP-1, phospho-smad23, phhospho-smad158の免疫染色方法を確立した。培養液中へのアクチビンの投与は行っておらず、早急に行う予定である。 他科にて実験殺されたサルより卵巣を摘出し、同様にKi67,cleaved PARP-1, phospho-smad23, phhospho-smad158の免疫染色を行いその方法を確立した。サル卵巣の研究は平成24年度に開始する予定であったが、サル卵巣が入手できたため実験を前倒しで遂行することができた。
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