研究課題
基盤研究(C)
mTOR Complex2(以下①)に着目し卵巣明細胞腺癌の進展における①の役割を検討した結果①は卵巣明細胞腺癌において高頻度に発現し明細胞腺癌の増殖やmTORC1阻害薬耐性化を促進する事、①を阻害すると明細胞腺癌の進展が抑制されmTORC1阻害薬耐性化が回避できる事が示された。又既存の抗癌剤に対して耐性を示す明細胞腺癌が新規抗癌剤であるTrabectedineに強い感受性を示し、TrabectedinをIrinotecanと併用すると非常に強い相乗効果が発揮される事、Trabectedin+Irinotecan+mTOR阻害薬の併用が明細胞腺癌に対する有望な治療レジメンである事を見出した。
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