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2011 年度 実施状況報告書

細菌性中耳炎におけるJNKによる中耳粘膜肥厚の分子制御とその治療

研究課題

研究課題/領域番号 23592497
研究機関順天堂大学

研究代表者

古川 正幸  順天堂大学, 医学部, 准教授 (20359524)

研究分担者 楠 威志  順天堂大学, 医学部, 准教授 (30248025)
松本 文彦  順天堂大学, 医学部, 准教授 (70445584)
笠井 美里  順天堂大学, 医学部, 助教 (70549279)
研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2014-03-31
キーワードDNA microarray / 中耳粘膜肥厚 / 中耳炎
研究概要

研究にはC57BL/6マウス(Wild-type JNK+/+, JNK1-/-, JNK2-/-)を用いる。細菌性急性中耳炎を発症したJNKノックアウトマウス(JNK1-/-, JNK2-/-)にて中耳粘膜肥厚においてJNK1とJNK2の役割を明らかにする。急性中耳炎は発症後8日目には自然軽快してくるが、その時間経過中の中耳粘膜肥厚においてJNK1とJNK2の役割も明らかにする。本研究の独創的特色は、細菌性中耳炎において引き起こされる中耳粘膜肥厚の分子制御を世界に先駆けて解明する事である。更にJNK阻害剤により中耳粘膜肥厚の治療を可能にし、癒着性中耳炎等の回復不能な中耳疾患に対する治療を世界に先駆けて開発することである。1)中耳炎モデル動物の作成を行った。3種のC57BL/6マウス(Wild-type JNK+/+, JNK1-/-, JNK2-/-)に急性中耳炎を発症させた。wild-type JNK+/+, JNK1-/-, JNK2-/-マウスにそれぞれ手術を施行し、右中耳にHaemophilus influenzae105 個を注入し感染させた。2)光学顕微鏡、電子顕微鏡で解析した。時間経過(1h, 3h、6h、24h, 48, 72h, 5day, 7day)で8グループに分けた中耳粘膜を摘出して試料とした。それぞれの標本を光学顕微鏡、電子顕微鏡で解析した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

臨床業務が多く、研究時間の欠如の為。

今後の研究の推進方策

細菌性急性中耳炎を発症したJNKノックアウトマウス(JNK1-/-, JNK2-/-)にて中耳粘膜肥厚においてJNK1とJNK2の役割を明らかにする。急性中耳炎は発症後8日目には自然軽快してくるが、その時間経過中の中耳粘膜肥厚においてJNK1とJNK2の役割も明らかにする。

次年度の研究費の使用計画

適切に研究費を使用していく。

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公開日: 2013-07-10  

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