研究課題/領域番号 |
23592500
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
鈴木 光也 東邦大学, 医学部, 教授 (50302724)
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研究分担者 |
坂本 幸士 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (50323548)
樫尾 明憲 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20451809)
池宮城 慶寛 東邦大学, 医学部, 助教 (50439931)
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連携研究者 |
山岨 達也 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (60251302)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | C57BL/6 マウス / 加齢性難聴 / polyethyleneimine / 陰性荷電 / IgG / 免疫組織学 / 血管条 / 毛細血管基底膜 |
研究概要 |
研究目的:蝸牛外側壁の加齢に伴う変化を観察すること 方法:3日齢から12ヶ月齢までのC57BL/6マウスを用いて1)蝸牛基底回転で血管条の幅の比較2)蝸牛内に灌流されたPolyethyleneimine(PEI)の分布の観察3)蝸牛外側壁毛細血管のIgG の分布の観察である。 結果と考察:1)血管条の幅は加齢とともに狭くなった。2)毛細血管基底膜のPEI粒子の分布は血管条では3日齢に比べて8週齢以降で有意に少なかった。3)8週齢以上の血管条毛細血管基底膜上ではIgGの沈着が認められた。これらの結果から、血管条毛細血管には加齢とともにIgG沈着し基底膜の陰性荷電が減少することが示唆された。
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