研究概要 |
Erk1/2ノックアウトマウスの聴覚(聴覚測定には聴性脳幹反応,ABRを用いる)を生後2w, 4w, 8w, 16w, 20wと測定し、野生型のマウスと比較を行う。また、いくつかの週齢において強大音負荷を行い、強大音負荷に対する聴覚の脆弱性の検討を行う。音響外傷後の内耳有毛細胞およびらせん神経節細胞の脱落の程度を検討し、音響性内耳障害におけるMEK/Erk経路の関連性、重要性を証明した。また、低出力レーザー照射により急性音響外傷における内耳保護効果を機能的に、また生化学メカニズムと共に解明した。
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