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2013 年度 実績報告書

アレルギー性鼻炎の診断治療における鼻腔一酸化窒素濃度の有用性の検討

研究課題

研究課題/領域番号 23592507
研究機関福井大学

研究代表者

山本 英之  福井大学, 医学部, 特別研究員 (50345691)

研究分担者 藤枝 重治  福井大学, 医学部, 教授 (30238539)
坂下 雅文  福井大学, 医学部, 助教 (40555455)
木村 有一  福井大学, 医学部附属病院, 講師 (50281035)
キーワードスギ花粉症 / アレルギー性鼻炎 / 鼻腔一酸化窒素 / NO
研究概要

現在スギ花粉症の治療効果の判定には、診察医による鼻内所見と患者本人の自覚症状の申告を下に行っている。いずれも医師、患者の主観によってなされるため、今後重症度に応じた花粉症の治療を行っていくためには、客観的にアレルギー性鼻炎の症状を表す指標が必要である。気管支喘息においては症状と呼気中の一酸化窒素濃度が相関することが近年分かっており、すでに臨床応用されている。本検討ではスギ花粉症患者とコントロール群で鼻腔中一酸化窒素濃度(nNO)を測定し比較検討を行った。
現在までの検討でスギ花粉症患者では花粉飛散時期に有意に対象群に比較してnNOの上昇を認めたが、症状スコアとの相関も有意であることが分かった。
抗ロイコトリエン拮抗薬を用いた検討においては、投薬による症状改善スコアとnNOの値が有意に相関することも分かり、治療効果の判定に使える可能性も示唆された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] アレルギー性鼻炎における鼻腔一酸化窒素濃度(nNO)の有用性2013

    • 著者名/発表者名
      意元 義政
    • 学会等名
      第63回日本アレルギー学会秋季学術大会
    • 発表場所
      東京、ホテルニューオータニ
    • 年月日
      20131128-20131130

URL: 

公開日: 2015-05-28  

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