研究課題
基盤研究(C)
スギ花粉症患者と非スギ花粉症患者を対象にスギ花粉飛散期に鼻腔一酸化窒素(nNO)測定を行い症状との相関を調べた。スギ花粉飛散時期におけるスギ花粉症症状陽性患者のnNOは、非スギ花粉症患者のnNOに比べて有意に高値を示し、スギ花粉症患者の症状スコアとnNOは正の相関関係を示した。スギ花粉症患者に対して抗ロイコトリエン薬であるモンテルカストを投与し、nNOを測定したところ、モンテルカスト内服によるnNOの有意な変化は見られなかった。通年性アレルギー性鼻炎患者に対して両側粘膜下下甲介骨切除術、後鼻神経切断術を施行し、術前術後のnNOの測定を行ったところ手術後に有意にnNOの低下を認めた。
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