研究課題
基盤研究(C)
成人の斜視は、眼精疲労や整容上の不利益をうけるなど、大きな問題となっており、近年成人になってから手術を希望する斜視患者が増えている。われわれは、成人の斜視の問題点を明確にして、手術による斜視治療の成績向上のための研究を行った。その結果、間欠性外斜視は両眼で見るときに、近視化とともに縮瞳すること、水平の斜視だけでなく上下ずれも高頻度に合併することを明らかにした。したがって、成人外斜視は見かけ上の問題だけでなく、眼精疲労の大きな原因ともなる。術中調節糸法は長期間安定した結果を保てること、内斜視術後の外斜視は女性に多く、再手術によって長期的に安定した結果が得られることがあきらかとなった。
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