次年度の研究費の使用計画 |
オートMACSでMpsを精製し、脈絡膜浸潤Mps亜集団の同定はF4/80,CD11c, IL-10,SR(scavenger receptor)などの表面マーカー検定と共にMGL, Mincle, CCR2,CX3CR1,IL-1Rなどの発現を免疫組織染色で検討し病態段階とMps機能変換の対応付けを行う。TNF-, CCL2,IL-10, IL-6, NOS2,Arginase, FasL, MMP2,PAI-1等の発現状態もPCR法で検定する。組織局所におけるMpsの枯死、視細胞外節の貪食能の検定はRPEと対比させる形で試みる。病態動物としては自然発症 CX3CR1, CCR2, CCL2マウスを用いる。展開によりTLR4, TLR2、TLR3KOマウスなどを用いる可能性もある。RPEの相転移の可能性も上記細胞膜形質で検定する。病態や視細胞外節病変の判定には組織のHistologyに加え脈絡膜を含む網膜下組織視覚法を駆使する(連携研究者古泉)。即ち スペクトルドメインOCT、AF-SLO, ERG, Fluorescence fundus angiographyなどを用いる。
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