研究課題
基盤研究(C)
C57BL/6, ICRマウスの腹腔内より採取したマクロファージを培養し、低分子化合物にて刺激をしたところ、マクロファージからの炎症性サイトカインの産生が抑制することが出来た。特にマクロファージをリポポリサッカライド(LPS)とIFN-γにて刺激を行った細胞群のTNF-alpha産生を劇的に抑制することが出来た。本化合物は局所での投与を目標として研究を開始したため、マウス角膜縫合モデルに対して結膜投与したところ、投与後翌日から角膜の浮腫が出現し、その後眼内炎症がコントロールと比較して悪化したため腹腔内投与に変更した。その結果わずかであるがコントロール群と比較してリンパ管新生は抑制された。
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