研究課題
基盤研究(C)
ピルフェニドンは特発性肺線維症の治療薬として現在使用されている新しい抗線維化薬である。一方,ケロイドは線維芽細胞の過剰な増殖やα-Smooth muscle Action(α-SMA)や1型コラーゲンなどの過剰な産生といった特徴を持つ皮膚疾患である。本研究では,このケロイド由来の線維芽細胞に対して,ピルフェニドンがどのような作用を持つか実験と検討を行い,新たなケロイド治療薬の可能性を探った。実験結果からピルフェニドンはケロイド線維芽細胞の細胞増殖と1型コラーゲン産生,α-SMA発現を抑制することが示された。これらの所見からピルフェニドンはケロイド治療に有用である可能性がある。
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瘢痕・ケロイド治療ジャーナル
巻: 第8号(掲載決定)(掲載頁未定)